北海道

北朝鮮ミサイル 報告最大1時間半遅れ 体制強化

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 北海道は5日、先月29日早朝に北海道上空を通過した北朝鮮の弾道ミサイルの発射に伴い、道や市町村で起きたトラブルや影響をまとめ、議会に報告した。当日判明した自治体の防災行政無線などのトラブルに加え、国への被害状況などの報告について道が定められた時間内に処理できず、遅れた。道は当面、宿直の増員などで対応を強化し、年内にも訓練を再実施する方針。

 国は今回のような北朝鮮のミサイル発射があった場合、都道府県に対し、全国瞬時警報システム(Jアラート)発信後1時間以内に被害とJアラートの作動を報告するよう定めている。今回の道による総務省消防庁への被害状況の報告は1時間19分後で、Jアラート作動の報告は2時間26分後だった。

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