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メキシコ地震

2次災害も 余震にハリケーン

 【サンパウロ山本太一】マグニチュード(M)8.1の大地震に7日深夜に見舞われたメキシコ南部では、被災者の生存率が大きく下がる72時間を前に9日も必死の救出活動が続いた。AP通信によると、死者数は8日段階で61人に達した。現地では余震に加え、メキシコ南部に強い雨をもたらすハリケーン「カティア」が上陸。地滑りなどによる2次災害の恐れもある。

     ペニャニエト大統領は8日、今回の地震の規模について「過去100年、メキシコで起きた中では最大」と指摘しており、被害拡大が懸念されている。

     1985年の中部ミチョアカン州ラサロ・カルデナス沖を震源としたM8.1のメキシコ地震では、400キロ離れた首都メキシコ市で数千の建物が崩壊し、1万人以上が死亡。揺れの周期が長く、遠くまで伝わりやすい「長周期地震動」が観測され、被害を大きくしたとみられている。

     今回の震源は南部チアパス州タパチュラ沖165キロで、被害は同州とオアハカ州など南部に集中。土壁などでできた耐震性の弱い建物も多く、がれきの下敷きになるなどして犠牲者が増える可能性がある。米地質調査所(USGS)は地震の規模などから、死者数は1000~1万人に上る恐れがあると試算。経済的損失は10億~100億ドル(1078億~1兆780億円)で、メキシコのGDP(国内総生産)の1%程度になる可能性もあるとみている。

     一方、震源から1000キロ以上離れたメキシコ市では今回、重大な被害は報告されておらず、長周期地震動は観測されていない。

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