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トビタテ留学 次世代リーダー目指す派遣学生ら171人、将来像語る

留学の成果を報告する丸田理乃さん=9月8日
留学成果報告会で賞状を手にする受賞者たち(文科省提供)

 学生たちの留学促進を目指し、文部科学省が主催して行われている「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の第3回留学成果報告会がこのほど、東洋大学白山キャンパス(東京都文京区)で開催された。海外に派遣された大学生と高校生、計171人が自身の将来像について留学経験を踏まえ発表した。

     このプログラムは世界で活躍する次世代リーダーの育成を目的に、2014年にスタート。20年までに約1万人の学生を海外へ派遣することを目標にしている。発表者は15~20人ずつ9部屋に分かれ、支援企業や団体関係者に向け、1人あたり5分間でプレゼンテーションを行った。

     「自分の活躍が日本の障害者のバイタリティーになれば」と話す宮崎大工学部環境ロボティクス学科5年の木下大輔さんは、脳性まひの障害を持つパラアスリート。東京パラリンピック車椅子陸上100メートルで金メダルを目指しており、昨年10月から今年2月までオーストラリアへ留学し、多様な背景を持つ障害者たちと交流してきたことを発表した。木下さんは、「留学で障害への向きあい方が変わった。障害者を活気づけるような起業家を目指したい」と、将来の夢を語った。

     一方、メキシコでの留学中、日本文化コーディネーターとして活躍した早稲田大アジア太平洋研究科修士2年の丸田理乃さんは「世界が注目する中で、日本文化を発信したい」と述べた。今年4~7月の留学で5000人以上と交流したという人並み外れた行動力を発揮した丸田さんは、首都メキシコシティーでの日本祭りを提案、12月に開催が決まったことを報告した。約7万人の動員を目指している。

     支援企業関係者らによる審査の結果、最優秀賞には、日本大商学部4年の桐本滉平さんが輝いた。桐本さんは、フランスで日本文化を発信する企業へインターン留学し、実力が認められ店舗マネジャーに就任した。実家の輪島塗をフランス市場向けに開発し、現地のシェフたちのニーズを調査して販売。同店舗の過去最高売り上げを達成した。優秀賞には、大阪大基礎工学部システム科学科3年の佐久間洋司さんが選ばれた。佐久間さんはカナダのトロント大で人工知能の最新の理論を学んだ後、米パナソニック・シリコンバレー・ラボへインターン留学。人工知能の産業界への応用の最先端を目の当たりにしたことを報告した。【インターン生・坂本いづみ】

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