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日馬14年ぶりの不名誉記録「続けるしか」

阿武咲(右)にはたき込みで敗れる日馬富士=東京両国国技館で2017年9月14日、長谷川直亮撮影

 3日続けて座布団が飛んだ土俵上で日馬富士は顔をしかめた。琴奨菊、北勝富士に続いて阿武咲で3日連続の金星配給。14年ぶりの不名誉な記録に、「体は動いているけれど、良い結果につながらない」と残念がった。

     つかまえ切れなかった。右が入って出ると小手に振られた。それでも右をねじ込みに行く。だが、回り込む阿武咲の動きに「足がついていかなかった」。最後は片足で残したところを頭を押さえつけられて一回転。横綱初挑戦だった21歳の新鋭は「うれしいです」と初金星を喜んだ。

     東京場所恒例の横綱審議委員の本場所総見だった5日目。北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は「全部横綱が休んだら目も当てられない。頑張ってほしい」と期待する。1955年初場所で千代の山が3日連続で金星を配給しながら、決定戦の末に賜杯を抱いた例がある。この時も4横綱だった。

     八角理事長(元横綱・北勝海)も「苦しい中で勝って行くのも大事。諦めない姿を見せてほしい」。日馬富士は6日目以降については「続けるしかない。また切り替えて」と意欲を見せる。大部分を占める前売り券を場所前に売り切ったことで満員札止めが続く。だが、3横綱1大関や人気の宇良を欠いて、幕内後半の取組でも、2階席に空席が目立ってきている。さまざまな期待を背負う一人横綱の土俵は続く。【飯山太郎】

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