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流浪の果てに

イランのアフガン難民/1 「聖戦」だまされ激戦地へ 訓練8日間だけ

アフガニスタン人の若者。招集場所の施設周辺をうろつき、誰かを待っているようだった=イランの首都テヘラン近郊のベヘシュテ・ザフラで2017年7月27日

 「ゼイナブ廟(びょう)を守るジハード(聖戦)だ」。2014年、シリアに派兵されたアフガニスタン難民の30代の男性は、イラン革命防衛隊の担当者からこう言われた。男性は熱心なイスラム教徒で、イランが国教とするシーア派の信者。シリアの首都ダマスカスにある同派の聖地ゼイナブ廟を守りたいと戦闘に参加した。

 ところが、送り込まれたのは北に約350キロ離れたシリア北部の激戦地アレッポ。当時、アサド政権軍と親欧米の反体制派武装組織「自由シリア軍」、過激派組織「イスラム国」(IS)が三つどもえの戦いを繰り広げていた。男性はアフガン人の民兵「ファテミユン」のメンバーとして、アサド政権側についた。

 部隊は約100人。ある夜、人けのない地帯に足を踏み入れると銃撃を受けた。銃だけでなく携帯式対戦車用…

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