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メキシコ地震

「なぜ何度も災難に」32年前と同じ日に

 【サンパウロ山本太一】前回のマグニチュード(M)8.1の地震からわずか12日後、M7.1の強烈な地震がメキシコを襲い、200人超が亡くなった。19日は1万人以上が死亡したメキシコ地震からちょうど32年の節目にあたり、避難訓練が開かれた。市民は「なぜこんなに何度も災難に遭うのか」と肩を落とした。

 「自分が生きているのが信じられない」。メキシコ市で全壊したビルの2階にいたエルナンデスさん(28)は、米紙ニューヨーク・タイムズに、声を震わせながら語った。どうにか逃げ出したものの、足をけがした。

 建物の中に何人が閉じ込められたかは分からないという。数十人の警察官や救急隊員ががれきを取り除いて救出作業にあたり、建設労働者もがれきの運搬を手伝っていた。

 建物から救出された負傷者が救急車で搬送されたり、被災者が路上に横たわったりしていた。担架に寝ていたガブリエラさん(28)は全身血まみれで、衝撃のあまりか、ほとんど言葉がなかった。地震発生時、ビル6階にいたが、命は助かった。血は彼女のものではなく、ビルが崩壊したときに他人の血が降りかかったものだと説明した。

 別の崩壊した建物で救助作業にあたっていたディアスさん(66)は「まるで神が私たちに怒り、焼き滅ぼされた町のようだ。我々の団結が始まる時だ」と語った。

 約900万人が暮らし、多数の高層ビルが並ぶ世界有数の都市メキシコ市でも、多数の建物倒壊が起きた。今回の震源はメキシコ市から約100キロで、前回よりも近いため被害が大きくなったとみられる。7日の地震では震源から1000キロ以上離れたメキシコ市では重大な被害は報告されなかった。

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