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メキシコ地震

ネットに飛び交う「誰か助けて」小学校倒壊

首都メキシコ市の小学校児童保護者か メッセージを…

 【サンパウロ山本太一】「なぜ何度も災難に遭うのか」。市民らは肩を落とした。前回のマグニチュード(M)8.1の地震からわずか12日後、M7.1の強烈な地震が襲ったメキシコ。犠牲になった200人以上の中には、首都メキシコ市で崩壊した小学校で学んでいた子供多数も含まれていた。

 「近くにいるなら誰か助けてください」。地元メディアによると、倒壊したエンリケ・リブサーメン小学校の児童の保護者とみられるメッセージが、ソーシャルネット上に飛び交った。4階建て校舎は地震で屋根や壁が崩れ、柱もゆがんだ。

 救助活動にもかかわらず、教育当局は少なくとも児童21人と大人4人の死亡を確認。親族は、がれきに埋もれた2人の子供からスマホで救助を求めるメッセージが届いたと訴えたが、子供は見つかっていない。児童28人と大人8人の行方が分かっていない。

 ペニャニエト大統領は前回地震の被災地訪問を取りやめて、この学校を視察。親たちとも面会した。

 米ニューヨーク・タイムズによると、メキシコ市で救助されたガブリエラさん(28)は、衝撃のあまりか、ほとんど言葉がなかった。地震発生時、ビル6階にいたが、命は助かった。ビルが倒壊したときに降りかかった他人のものだという血で全身を覆われていた。別の建物の倒壊現場で救助にあたっていたディアスさん(66)は「神が私たちに怒り、焼き滅ぼされた町のようだ。団結する時だ」と語った。

 19日はメキシコ市を中心に1万人以上が死亡した地震からちょうど32年で、大規模な避難訓練が開かれた。地震は訓練終了の数時間後に発生し、1985年の地震の特集番組をテレビで見ている最中に被害に遭った人もいた。

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