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流浪の果てに

イランのアフガン難民/4 立ちはだかる差別

工事現場の穴の中で作業するアフガニスタン人の男性=イラン北東部マシャドで今年1月11日

 1月中旬、イラン北東部のマシャドを訪ねた。首都テヘランに次ぐイラン第2の都市はアフガニスタンに近く、母国を逃れた難民が多い。

 工事現場で働くエスマエル・ムサさん(60)もその一人。吐く息は白く、手に無数のあかぎれがある。シャツには赤褐色の汚れが染みつき、胸の部分は大きく破れている。

 舗装道路の下に通信ケーブルを敷設する工事。ヘッドライトをつけ地中に潜り、つるはしで横向きに穴を掘る。重機はない。土をバケツに入れ、いっぱいになると地上の作業員が引き上げ、空にして下ろす。作業はこの繰り返し。現場にいるのは皆アフガン人だ。

 ムサさんは「すごくつらい。1メートル掘って14万リヤル(実勢レートで約390円)。午前6時から12…

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