メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

流浪の果てに

イランのアフガン難民/4 立ちはだかる差別

工事現場の穴の中で作業するアフガニスタン人の男性=イラン北東部マシャドで今年1月11日

 1月中旬、イラン北東部のマシャドを訪ねた。首都テヘランに次ぐイラン第2の都市はアフガニスタンに近く、母国を逃れた難民が多い。

 工事現場で働くエスマエル・ムサさん(60)もその一人。吐く息は白く、手に無数のあかぎれがある。シャツには赤褐色の汚れが染みつき、胸の部分は大きく破れている。

 舗装道路の下に通信ケーブルを敷設する工事。ヘッドライトをつけ地中に潜り、つるはしで横向きに穴を掘る。重機はない。土をバケツに入れ、いっぱいになると地上の作業員が引き上げ、空にして下ろす。作業はこの繰り返し。現場にいるのは皆アフガン人だ。

 ムサさんは「すごくつらい。1メートル掘って14万リヤル(実勢レートで約390円)。午前6時から12…

この記事は有料記事です。

残り696文字(全文1007文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 東日本大震災 宮城、復興住宅全て完成 1万5823戸 被災3県で初
  2. プーチンのロシア ウクライナ危機5年/7 改革の誓いむなしく
  3. D&G、プラダ、グッチ…高級ブランドの先鋭デザインは「差別的」か ネットで批判、謝罪相次ぐ
  4. 「若い人たちはすごいな」高校eスポーツ大会、レボルさんが総括
  5. ジャカルタ、初の都市高速鉄道が開業 一部が地下鉄 日本が全面支援

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです