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高田守先生の生き物語り

(番外編)赤とんぼはなぜ赤い?

秋になると体が赤く変化するノシメトンボ=高田守さん提供

 朝夕はめっきり涼しくなり、秋らしい陽気の日が増えた。秋と言えば、「夕やけ小やけの赤とんぼ」という童謡の歌詞でもおなじみの赤とんぼだが、「アカトンボ」という種類のトンボが存在しないことをご存じだろうか? 赤とんぼは秋に現れる体が赤いトンボの総称で、本州ではアキアカネやノシメトンボが代表的な種だ。

 日本人にはなじみの深い存在だが、意外なことに、赤とんぼがどうして赤い色になるのかは、長い間分かっていなかった。赤とんぼは初夏に羽化するが、夏の間は黄色で、赤くない。これが秋口になると、真っ赤な赤とんぼへと変身するのだ。寒い時期に赤みが強くなることから「色が濃くなることで体を温めているのでは」とか、成熟したオスだけが赤くなることから「メスにアピールしているのでは」といったことがいわれてきたが、決定的な証拠は示されてこなかった。

 そんな中、赤とんぼの色素について調べた日本の研究から、赤く見えるようになる仕組みが明らかになった。…

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