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こころの天気図

返信は一息置いて=東京大教授、精神科医 佐々木司

 電子メールが使われるようになって20年余、人との連絡は飛躍的に速く、手軽になった。若い世代では、電子メールもすたれてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が主役となり、さらにスピードアップしているようだ。

 便利な時代になったと思う。昔は人に何かを伝えるのは大変だった。電話で簡単に伝えられること以外は、もっぱら手紙だった。便箋と封筒を用意し、手で文章を書き、切手を貼って出す。手間も時間もかかる。書ける回数は限られるので、内容は自然と慎重になり、下手な字を直したりするとさらに時間がかかった。ラブレターのように必死に書く手紙なら、一日がかりも普通だった。

 メールやSNSで便利になった半面、問題もある。さっさと送れる分、内容をろくに見直さずに送信すること…

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