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2049年の中国

第19回党大会の照準/中 「両岸は一家」福建省の島で台湾に訴え、「統一の夢」に期限

「共に中国の夢を」。平潭島から台湾へ向けメッセージを送る巨大な習氏の看板=福建省・平潭島で2017年10月3日午前10時44分、河津啓介撮影

 「両岸(中台)は一家。共に中国の夢を」。中国福建省・平潭(へいたん)島の港に台湾からのフェリーが到着すると、乗客を出迎えるのは中国共産党の習近平総書記(国家主席)の写真とスローガンだ。巨大な看板が台湾の方角を向いて港の正面に立っていた。

 平潭島から台湾本島は約126キロ。大陸側で最も近い。人口約43万人の島は台湾と相対する前線として軍施設が目立つだけだったが、習氏の肝いりで急速な発展を遂げた。習氏は福建省で1985年から17年間勤務し、台湾企業や事業家(台商)の力を省の経済発展に活用した。当時、習氏は平潭島を20回以上視察し、島の開発構想を温めていた。

 島で2002年から服飾店などを営む台商の薛清徳さん(52)は14年11月、最高指導者として島を視察…

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