メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

中村桂子・評 『CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見』=ジェニファー・ダウドナ著

 (文藝春秋・1728円)

魅力にも恐怖にもなるゲノム編集

 二〇一二年に「CRISPR-Cas(キャス)9(ナイン)」技術を発表した研究者の著書である。これは「ゲノム編集」と言われ、従来の組換えDNA技術と異なり、ゲノム内の特定遺伝子を簡単に書き換えられる。第一部「開発」でこの技術が生れるまでの研究過程、第二部「応用」で医療・農業など多分野への活用例と今後の可能性、更には起こり得る危険性が幅広く語られる。

 第一部は専門外の方にはちょっと面倒かもしれないが、読みとるべきことに絞って紹介しよう。細菌DNAに…

この記事は有料記事です。

残り1206文字(全文1459文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 大量懲戒請求 賛同した女性「洗脳状態だった」
  2. 麻生太郎氏 河野外相に「常識を磨かないといかん」
  3. 安田純平さん 解放の情報 シリアで3年間行方不明
  4. 安田さん解放 妻のMyuさん「よく頑張ったね」
  5. 会見 麻生氏「飲み倒した人の医療費、払うのあほらしい」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです