メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ベネズエラ

全23州で知事選実施 独裁体制VS野党連合

 【サンパウロ山本太一】政治経済の混乱が続く南米ベネズエラの全23州で15日、知事選が実施された。野党が多数を占める国会の立法権を剥奪して独裁体制を強める反米左派マドゥロ大統領の支持率は20%程度にとどまっており、各州で統一候補を立てた野党連合が半数以上の州で勝利するとの予測もある。国際社会は公正な選挙を求め、結果を注視している。

     知事選は昨年12月に実施される予定だったが、野党連合が圧勝するとの世論調査を受け、いったん今年12月に延期された後、2カ月前倒しされた。野党連合は憲法改正を目的とする7月の制憲議会選をボイコットしたが、知事選では候補者を擁立した。

     現状はマドゥロ派が20州、野党連合が3州の知事を占めるが、地元メディアが報じた世論調査によると、投票率に応じて野党候補が11~18州で勝利するとの予測が出ている。選管当局は選挙数日前になって、治安上の理由として200カ所以上の投票所の場所を変更。野党支持者が多い地域だったため、野党側は「与党に有利な結果になるよう、有権者に投票させないための嫌がらせだ」と非難した。

     制憲議会選では、電子投票機器の管理会社が「投票総数をごまかした」とマドゥロ派が支配する選管による不正操作の疑いを指摘。制憲議会は8月、国会の立法権を剥奪して制憲議会に付与し、マドゥロ政権が行政、司法、立法を支配し独裁体制を確立した。これに対しトランプ米政権はマドゥロ氏らに対する制裁を強化し、圧力を強めている。

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 新潮45休刊 突然の決断、予想超えた批判
    2. 新潮社 「新潮45」休刊声明全文 「深い反省の思い」
    3. 新潮45休刊 「組織ぐるみ擁護に怒り」新潮社前でデモ
    4. 新潮社 「新潮45」が休刊 杉田氏擁護特集で批判浴び
    5. 大相撲 貴乃花親方「告発は真実」 信念貫き、角界去る

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです