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10月のニュースファイルミニ1

徳川慶喜

■大政奉還150年、各藩に伝えた記録を発見

     江戸時代最後の将軍、徳川慶喜が京都・二条城で大政奉還する考えを各藩の重臣*に伝えた慶応3(1867)年10月13日、その場にいた一人が細かいいきさつを記した文書が初めて確認されました。書き残したのは新発田藩の寺田喜三郎で、佛教大学(京都市)の青山忠正教授の調査でわかりました。

     文書によると、42藩の重臣が集まった二の丸大広間で、幕府の老中、板倉勝静が「考えを腹蔵なく(遠慮なく)申し上げよ。将軍が直々にお聞き遊ばされる」と説明。大政奉還の草案など3通が配られました。

     その場に慶喜はおらず、居残った6人とだけ対面したそうです。

    *重臣……重要な職務にあたる家来。

    今年は大政奉還から150周年。京都市などゆかりの地でイベントが行われているよ

    ★キーワード

    大政奉還

     政権を天皇に返すこと。慶応3(1867)年10月14日、江戸幕府の十五代将軍徳川慶喜が、天皇に政権の返上を表明し、翌日、朝廷に受け入れられた。

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