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ベトナムから来日した大学生と首都圏の大学生らによる「日本・ベトナム学生交流会」が10月23日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれた。現地で開催された「日本語スピーチコンテスト」の成績優秀者ら29人の訪日団と、日本の大学生や大学・企業関係者ら約150人の計約180人が歌や懇談で親交を深めた。
交流会は今年で15回目。一般財団法人学生サポートセンター(渋谷区)が主催し、学生マンションや寮の管理・運営など学生生活全般を支援する東急不動産グループのナジック学生情報センターグループ(京都市)が協賛した。
交流会では、同センター理事長の田中壮一郎氏が「日本の学生や文化、伝統に触れて、日本の見聞を広めてほしい」とあいさつ。訪日団長でベトナム教育訓練省学生活動管理副局長のブイ・バン・リンさんが「貴重な機会をいただき光栄だ。両国の交流活動がますます発展し、学生が成長することを期待したい」と謝意を表した。
コンテストで最優秀賞に輝いたハノイ大学3年のダオ・ニャット・リンさん(20)は「日本のきれいな景色、自然を見ることが楽しみ。将来は日本とベトナムの友好の懸け橋になりたい」と笑顔を見せた。
ベトナム交流団は22日に来日した。東洋大や法大を見学し、24日に京都入り。京大や立命館大などを訪問し、27日に帰国する。【清水隆明】