新・世界チャンピオン誕生! 因縁の再戦で見せた村田諒太の〝覚悟″と胸の内に秘め続けて来た〝苦悩と葛藤″に密着!!
2017/10/27 21:42(最終更新 12/15 18:25)
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勝利の瞬間、顔をくしゃっとゆがめ、両こぶしをつきあげながらリングで男泣きした。22日の世界戦でWBA世界ミドル級新王者に輝いた村田諒太がドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作著作/TBS系全国ネット、10月29日午後11時15分~11時45分)に登場する。
今年5月、初の世界タイトル戦で〝不可解な判定負け″をした村田。その試合終了後、「出来ればこのまま取材を続けてください」と村田から依頼され、約5カ月間、アッサン・エンダムとの運命の再戦に向けてひた走る村田を情熱大陸のカメラが追い続けた。
ジムが設けた取材日には毎回大勢の取材陣が詰め掛ける。再戦に勝てば、世界王者として新たな未来が待っているが、負ければ一転「引退」の2文字も頭をよぎる。本人曰く「世間からは、次は勝って当たり前。『今度はどうやって勝つ?』『今度はKOで勝ってくれるんでしょ?』という目で見られると思う。勝ち方が問われる試合になる」
前回の世界戦を遥かに上回るプレッシャーに、日に日に追い詰められていく村田。試合前、減量も始まり、ハードな練習が続き疲労が抜けない。明らかに口数が減っていく……。
しかし、1週間前、村田は笑顔を取り戻した。彼がたどり着いた答えは。
番組ではとてつもない重圧の中で挑んだ因縁の再戦の舞台裏に完全密着。常に自分のボクシングを分析し、悩み葛藤しながらも自分流の“拳の美学”を積み上げてきた31歳プロボクサーの真実をお伝えする。