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武田砂鉄の気になるこの人

1990…年代論、世代論 ゲスト 批評家・近畿大准教授、大澤聡さん(その2止)

地下鉄サリン事件以後、進んだ監視社会化

 武田 地下鉄サリン事件以後、監視社会化が進み、人々が権力に従順になったと感じます。

 大澤 それでも、99年の通信傍受法成立のときは、批判のムーブメントがあった。今や個人情報を国家に管理されることへの不信は、「ヘンなやつら怖いじゃん」に負けてしまった。

 武田 たとえば、駅のホームのごみ箱に菓子パンの空き袋を捨てたら空き缶専用だった、程度の間違いを、年に何度かしてしまう。当然、「間違えた」と思う。大げさではなく、それをカメラで監視されて罰せられる社会が来るかもしれない。

 大澤 間違えたと意識するのは、規律や道徳が内面化されているからですね。もっと巧妙に監視社会化が進む…

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