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熊本地震

絵手紙で復興への一歩に 愛好家が展示会

約500点が展示された「絵手紙野の花展」=熊本市中央区の鶴屋百貨店で2017年10月25日、清水晃平撮影

 昨年4月の熊本地震の被災地に住む絵手紙愛好家らの作品約500点を集めた「絵手紙野の花展」が、熊本市中央区の鶴屋百貨店東館8階ふれあいギャラリーで開かれている。地震後の混乱で創作・発表場所を失った愛好家が地震から1年半を経て、ようやく展示会を実現させた。「復興への一歩に」との祈りが込められている。

 展示会を企画したのは、熊本市、益城(ましき)町、嘉島町、美里町などの絵手紙愛好家グループでつくる「熊本絵手紙友の会」会長の久保幸子さん(76)。「友の会」では毎年、絵手紙展を開催するなどしていたが、加盟団体がある4市町では約2万5000棟の住宅が全半壊し、絵手紙教室が開かれなくなったり、作品の発表場所の公民館が使えなくなったりした。久保さんも昨年4月16日の本震で、益城町広崎の自宅が一部損壊した。タンスの下敷きになって負傷し、2週間以上車中泊をした。

 趣味の絵手紙を描く余裕はなかったが、活動がままならない会員の現状に「絵手紙を通して安らげる場所が必…

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