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NYテロ

IS忠誠、誓うメモ 車暴走8人死亡

 【ワシントン國枝すみれ】米ニューヨーク市中心部マンハッタン南部で31日午後3時(日本時間1日午前4時)ごろ、小型トラックが自転車専用レーンを暴走し、自転車の利用者ら8人が死亡、11人以上が負傷した。テロ事件として捜査している当局は1日、事件直後に拘束した男について、ウズベキスタン出身のサイフロ・サイポフ容疑者(29)と明らかにした。現場では過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う手書きのメモが見つかっており、男がISに感化された可能性もあるとみている。

     2001年の米同時多発テロ後、ニューヨークで起きたテロ事件としては最悪の犠牲者数となった。

     米メディアによると、容疑者はトラックで自転車専用レーンを南に向かって数百メートル暴走しながら、自転車利用者らを次々にはねた。スクールバスに衝突して停止後、逃げようとした容疑者に警官が発砲し、拘束。容疑者は病院に運ばれたが、命に別条はない。拘束直前に「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでいたとの情報もある。

     捜査当局の発表などによると、容疑者は10年に米国に移住。トラック運転手などで生計を立て、最近は東部ニュージャージー州で自動車配車サービスの運転手をしていた。当局によると、容疑者は数週間前から事件を計画していた。米紙ニューヨーク・タイムズによると以前から米情報機関が容疑者の存在を把握していた。ISとの直接のつながりを示す証拠は見つかっていない。

     中央アジアのウズベクはイスラム教徒が多く、過去2年でニューヨーク在住などの同国出身者計5人がISを支援したとして起訴されている。

     現場は同時多発テロ跡地の「ワン・ワールド・トレード・センター」の北約500メートル。8人の犠牲者のうち、5人は一緒に旅行中のアルゼンチン人で、1人はベルギー人だった。日本人が巻き込まれたとの情報はない。

     トラックを利用したテロは近年、欧州などで続発。サイポフ容疑者は事件直前、ニュージャージーのホームセンターでトラックをレンタルしていた。

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