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余録

死闘と呼ばれた。1980年、帝王ジャック・ニクラスと青木功が…

 死闘と呼ばれた。1980年、帝王ジャック・ニクラスと青木功が激しい優勝争いをしたゴルフの全米オープン。青木は日本人として初めて米国のメジャー大会で2位に入る快挙だった▲安倍晋三首相はきのう来日したトランプ米大統領とゴルフをした。今年2月に続いて2度目になる。コースを一緒に回ったのは6月の全米オープンで青木以来の2位になった松山英樹プロ。ゴルフ外交の強力な助っ人だ▲首相の祖父、岸信介元首相も初めて訪米した57年、当時のアイゼンハワー大統領とゴルフをしている。オバマ前大統領らとゴルフの話をした際「あの時どっちが勝ったのか」と尋ねられた安倍首相は「国家機密」とジョークで応じた。今回はスコアより会話の中身が気になる。日米の北朝鮮への対応を世界が注視する▲経済問題も議論されるだろう。安倍首相は4年前の国会で、デフレからの脱却をバンカーショットに例えて答弁した。「ずっとパットでもって打ったって出ないんですね。我々はサンドウエッジ(アベノミクス)を持ったんですよ」。だがボールはいまだにバンカーを出ていない。政治、ゴルフはかくも難しい▲両首脳はクラブハウスで、2人の名前を刺しゅうした記念品のゴルフキャップにサインし、親密ぶりを示した。大統領とこれからも同じコースを回るその先にどんな風景が待っているのか▲ニクラスや青木でも、勝負を決するパットではクラブを握る手が緊張でしびれたという。日米のトップはどうだったろうか。

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