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ベネズエラ

野党連合が分断 知事選きっかけに亀裂

 【サンパウロ山本太一】独裁色を強める南米ベネズエラのマドゥロ大統領に対し、団結して政権打倒を目指してきた野党連合の分断が進んでいる。10月の知事選をきっかけに亀裂が生じ、12月の地方選に向けても統一的な対応がとれていない。

     野党連合の「民主統一会議」は2015年12月、国会議員選で3分の2以上の議席を取り議会の主導権を握った。三権を超える権限を持つ制憲議会選(今年7月)をボイコットする一方、知事選では全23州で協力して候補を立てるなど足並みをそろえてきた。

     分裂のきっかけは、10月に当選した野党連合の5州知事の就任を巡る対応だ。マドゥロ氏は制憲議会に就任の宣誓をしないと当選は無効だと圧力をかけたのに対し、野党連合は宣誓を拒否するよう求めた。野党連合や米国、中南米諸国は制憲議会を違憲だとして承認していないためだ。

     ところが、5州のうち「民主行動党」の4知事は「支持者から求められた」として宣誓し、3人はマドゥロ氏と面会。マドゥロ氏は「野党側と調和、協力の時代が始まった」と語り、切り崩しが奏功した形となった。宣誓しなかった州の知事は当選無効となり、激怒した野党連合幹部は連合再編を模索中だ。

     亀裂は12月の地方選(335自治体首長選など)を巡っても深まっている。民主行動党など主要3党が「選挙システムの不正操作」を理由に不参加を決めた一方、一部の野党候補は出馬を表明し、混乱が広がっている。

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