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炎のなかへ

/8 アンディ・タケシの東京大空襲 石田衣良 望月ミネタロウ・画

三月七日(4)

 そこでタケシと登美子は戦闘機や軍艦に乗せる通信機用の真空管をつくっていた。といっても自分たちでは製造は無理なので、傷やヒビがないか、ピンの位置にずれはないか検査するのが仕事だった。毎日数千本のガラス製の真空管を目視で検査するのだ。

「また今日もサツマイモばかりかあ。お米がぜんぜん見えないな」

 がっかりした様子でそういうのは登美子である。タケシには同じ年のいとこの素直さ、大胆さがまぶしかった…

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