メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

昭和史のかたち

改憲論議の前提=保阪正康

手前は陸軍様式正装で白馬に乗る昭和天皇。左は宮城前広場(後の皇居前広場)で開かれた東京都議会主催「日本国憲法公布記念祝賀都民大会」の様子。奥は明治4(1871)年ごろの江戸城上梅林門付近 コラージュ・日比野英志

江戸の平和主義や先達の努力

 国会議員の3分の2以上は、憲法改正の方向に傾いているそうだ。もっとも、改憲に賛成といっても、9条改正反対派まで含んでいるというから、護憲・改憲の対立という単純な図式は成り立たないのかもしれない。

 安倍晋三首相は改憲そのものをしきりに口にするのだが、どのような方向にどう変えるかについては明確ではない。9条に3項を足すとか、国防軍にするとか、とにかく体系そのものを自らの言葉で語っていない。こうした首相の下で進む改憲論議は、地に足のついていない空理空論に走りがちに見える。

 ところで改憲論議を進める前に、日本社会は考えておかなければならない3点があると、あえて私は強調して…

この記事は有料記事です。

残り1699文字(全文1998文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 青森4人死亡 被害者が飲酒とネット上で中傷 県警が否定
  2. 暴言 特別支援学級で女性教諭、生徒に「殺したろか」京都
  3. 台湾特急脱線 「自動制御保護システム切った」と運転士
  4. 対中国ODA 終了へ 累計3.6兆円、首相が訪中時伝達
  5. サウジ記者死亡 したたかトルコ、サウジ「隠蔽」突き崩す

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです