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若年者支援、拡充に期待=国立がん研究センター東病院 がん相談統括専門職 坂本はと恵

 「電動ベッドやポータブルトイレを自費で購入するしかないんでしょうか。これまでの治療費で貯金を取り崩してしまい、ひと月、1万~2万円であっても、これ以上、お金を捻出するのは難しいです」

 2004年ごろ、がんが脳に転移した影響で、左半身に少しまひが出ている状態ながらも退院を希望されていた畑中さん(20代後半・男性)の言葉です。ご家族と一緒に過ごしたい一心で退院の準備を始めたにもかかわらず、年齢的に介護保険制度の対象外であることがわかり落胆された末の言葉でした。

 自宅療養の実現には、継続した医療や身体ケア、物理的な環境面の整備と、それらの支援を受けるための経済…

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