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記者の目

沖縄の戦没者遺骨 収集と遺族返還の加速を=熊谷豪(医療福祉部)

見つかった遺骨を調べる沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さん=沖縄県糸満市で9月19日、熊谷豪撮影

 戦後72年となる今も、戦没者の遺骨収集が時折話題になることに、疑問を感じている人もいるだろう。しかし、厚生労働省によると、海外(沖縄県、硫黄島を含む)で亡くなった日本人戦没者240万人のうち、まだ半数近い113万人分の遺骨を収集できていない。高齢化した遺族の思いに応えるため、収集と返還を急ぐのはもちろんのこと、遺骨から歴史を掘り起こし、私たち自らが戦争を学び、次世代へ語り継ぐためにも遺骨収集は必要なことだ。

 激しい地上戦のあった沖縄。現在も開発地やガマ(自然壕(ごう))を掘ると遺骨が出土する。沖縄戦で動員…

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