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ジンバブエ

ムガベ大統領辞任 再建、中国がカギ 日本貿易振興機構理事・平野克己氏

平野克己氏

 ムガベ大統領の辞任は遅きに失した。辞め時を間違った。もし10~20年前に退任し次の政権に移行していれば、ムガベ氏は真の建国の英雄として人々に記憶されただろう。この間に、ジンバブエが持つ産業の高い潜在力は破壊されてしまった。

     ジンバブエ立て直しのカギは、ムガベ氏を支援してきた中国と南アフリカだ。現在のジンバブエにはほとんど外貨がない状態だ。かつては高い食料自給率を誇ったが、今や援助を仰いでいる。生産設備も古く、人材も国外に流出している。外国企業の参入規制が撤廃されれば、まず両国が大型投資を展開し、その後、日本企業の進出の機会が広がるだろう。

     今回の政変は、「ソフトクーデター」とも呼ばれ、軍部が政権奪取ではなく、元首に辞任を促して実現した世界でもまれな例だ。アフリカ連合(AU)はクーデターを承認していないが、軍部の動きは容認している。アフリカには行き詰まっている政権が他にもあり、選挙という選択肢が機能しない場合の新しい政権交代のあり方として、波及する可能性もある。

     政権移行に当たっては激しい内乱が起きる可能性は低い。ある意味で我慢強い国民性だからだ。【聞き手・久野華代】

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