メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

エジプトテロ

軍、武装集団拠点を空爆

 【アスワン(エジプト南部)篠田航一】エジプト東部シナイ半島のアリーシュ西郊で24日、武装集団がモスク(イスラム教礼拝所)を襲撃し、少なくとも235人が死亡、100人以上が負傷したテロ事件で、エジプト軍は同日、武装集団の拠点とみられる半島内の山岳地帯を空爆した。ロイター通信などが伝えた。シシ大統領はテロを受けてテレビ演説し、「軍と警察は殉教者(犠牲者)のために報復し、治安を回復する」と宣言した。

     テロが起きたのはアリーシュから約40キロ西のビルアブド。イスラム教恒例の金曜礼拝中だったモスクには、神秘主義(スーフィズム)を信奉する人々が多数集まっていた。

     25日未明(日本時間25日午前)現在、特定の集団による犯行声明は出ていないが、シナイ半島では近年、過激派組織「イスラム国」(IS)の傘下組織がテロを活発化させている。スンニ派を自称するISは、神秘主義者やシーア派を「異端」として敵視している。

     地元メディアなどによると、モスク内で爆発が起きた後、外へ逃げ出した人々に向け、待ち構えていた武装集団約40人が複数の方角から銃撃したという。武装集団は乗り付けた4台の車両で道路をふさぎ、駆け付けた救急車の通行を阻止。救急隊員にも銃撃し、その後、逃走した。

     現場は都市部から離れた地域で治安部隊の数が少なく、警備の手薄な場所が狙われた可能性もある。ISは本拠地だったイラクやシリアで戦闘員がほぼ一掃されたが、シナイ半島やリビアなどに流出・拡散した勢力が新たなグループの組織化を目指しているとの情報もある。

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. ORICON NEWS ぼくりり、来年1月で活動終了へ「偶像に支配されちゃうことに耐えられない」
    2. 自民総裁選 進次郎氏、制止され早期表明断念
    3. 自民総裁選 「45%」割れる解釈 麻生氏「どこが善戦」
    4. 自民総裁選 カツカレー「食い逃げ」議員は? 安倍陣営
    5. 日本橋 百貨店、新館・改装続々 外国人接客きめ細かく

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです