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エジプトテロ

シシ政権に痛手 治安悪化、傾く観光業

襲撃されたモスク=エジプト東部ビルアブドで24日、ロイター

 【アスワン(エジプト南部)篠田航一】エジプト東部シナイ半島ビルアブドのモスク(イスラム礼拝所)で24日起き400人以上が死傷したテロ事件は、治安対策を重視する軍人出身のシシ大統領にとり大きな痛手となった。

 来春の大統領選への再選出馬を目指すとみられるシシ大統領は、過激派組織「イスラム国」(IS)や傘下組織「ISシナイ州」などの取り締まりを強化する方針だ。しかし、昨年12月以降、首都カイロや北部アレクサンドリアといった主要都市に加え、シナイ半島、西部の砂漠地帯などほぼ全土で起きているテロを防ぎ切れていないことから、国民の不満が高まる可能性もある。

 「家族が全員殺された。言葉がない」。現場にいたアブデル・ムバラクさんは英メディアにそう語った。ビル…

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