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北朝鮮ミサイル

多弾頭化を念頭か 発射写真公開

大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型の試射=2017年11月29日、朝鮮中央通信・朝鮮通信

 【ソウル米村耕一】北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、29日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射実験や、金正恩朝鮮労働党委員長による実験の視察の写真を公開した。7月に発射実験したICBM「火星14」と比べ、弾頭部が丸みを帯びており、搭載する移動式発射台の車両もより長くなっている。

 弾頭部の形が変わっている点について、韓国の聯合ニュースは「多弾頭化を念頭に置いた設計の可能性がある」との専門家の指摘を伝えた。ミサイルに複数の弾頭を装着すると、迎撃が極めて困難になる。

 また、火星14発射の際の移動式発射台は片側8輪だったが、今回は片側9輪となっていることも注目を集めている。朝鮮中央通信は移動式発射台を軍需工業部門が「新たに開発した」と主張。さらに視察した金委員長が「発射台車両の全ての要素を100%国産化したことで、我々が決心した通り、発射台車両をどんどん生産できるようになった」と語ったと伝えている。

 一方、北朝鮮専門のニュースサイト「NKニューズ」は今回使われたのは移動式発射台ではなく、ミサイルを積み込んで移動させた後、車両部分と切り離して発射するタイプではないかとの専門家の指摘も伝えている。その場合、発射まで時間がかかり、米国などによる早期探知が容易になる可能性もあるという。

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