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フィリピンの青少年鑑別所 金網の中の子どもたち

青少年鑑別所内部で隣室を見つめる少女。金網を隔てて隣は男性の部屋となっており、プライバシーはほとんど守られていない

 大型ショッピングモールや高層ビルも建ち並ぶフィリピンのマニラ首都圏。夕刻の喧騒(けんそう)を抜け小さな商店が軒を連ねる裏路地へと足を踏み入れると、その暗がりには鼻を突くような臭いが立ち込めていた。目をこらすとそこにはどろんとした瞳の子どもたちがうずくまり、手にはシンナーのビニール袋が握られていた。

 フィリピンでは今、急速な人口増加が続いている。約1億人のうち32%が15歳未満の子どもだ(2016年)。国連の人口中位推計によれば、28年には総人口が1億2300万人となり、日本を追い抜くことが予想されている。中でも金銭的に厳しい状況にある層ほど子どもが多い傾向にあり、経済成長の恩恵から取り残されてしまった家庭の子どもたちが、貧困や暴力から逃れるために路上での生活へと追い込まれていく。

 マニラ首都圏内にある青少年鑑別所を訪ねた。薄暗い部屋は湿気とトイレの悪臭がこもり、60人ほどの男女…

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