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伊東光晴・評 『イギリス現代史』=長谷川貴彦・著

 (岩波新書・842円)

労働者階級の台頭を軸に

 「現代史」を書くのは難しい。定説が確立しておらず、山とある資料や文献と格闘しなければならない。しかもその時代に生きた人からの異議が生まれかねない。篤学の著者は、これに挑む。

 冒頭、「歴史とは……現在と過去との間の絶えざる対話である」というE・H・カーの有名な一句に続いて、後にカーは、「未来との対話」とも記している、と。ここに著者の意図がかくされているのであろうが。

 本書を貫く一本の軸は、労働者階級の台頭であろう。それは第二次大戦中からはじまったという。

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