メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

論点

天皇退位の日程固まる

文化勲章受章者と文化功労者を招いた茶会で、おことばを述べられる天皇陛下と皇后陛下、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻=皇居・宮殿で2017年11月6日、代表撮影

 天皇陛下が2019年4月30日に退位され、皇太子さまが翌5月1日に新天皇に即位されることが今月1日の皇室会議で固まった。政府は陛下の退位日を正式に定める政令を8日に閣議決定する。退位の意向をにじませた「おことば」から1年4カ月。「象徴」としての務めを通じて陛下が私たちに問いかけたものとは?

「譲位」の儀式は一連に 所功・京都産業大名誉教授

 天皇のあり方は、前近代と近現代とで相当に異なる。古代から幕末までは、天皇は法の上に立ち、天皇を拘束する規定は原則的になかった。だからこそ、政治的に大きな力を持ったり、逆にほとんど無に近い状況に置かれたりした時代もある。それが、明治以降、西洋の立憲君主制を参考に、天皇を法の中に定める形に変わった。それは時代の要請でもあったが、制度によって、皇室が自動的に継続するような錯覚を生じたのではないか。

 だが、制度は人によって支えられている。天皇が制度をどう担われるかは具体的な問題だ。法は抽象的なもの…

この記事は有料記事です。

残り3544文字(全文3962文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 奈良女児殺害14年 父親が手記「私の背中そっと支える」
  2. 衆院内閣委 桜田五輪相「判断力は抜群」「世界で有名に」
  3. 慰安婦財団解散 日本政府、強く反発も…漂う“韓国疲れ”
  4. 夜景都市 新三大夜景、神戸が4位に、北九州市に抜かれる
  5. 兵庫県警 ホルマリン誤注入で医師ら書類送検 患者に傷害

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです