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しあわせのトンボ

藤沢周平氏の手帳=近藤勝重

 10年前の2007年、作家・藤沢周平氏の小説が人生かくありたいといった共感とともに話題を呼んだ。氏が亡くなって10年とあって記念企画が相次いだことに加え、その年、60歳になる団塊の世代のお父さんらが隠居の武士の新たな人生を描いた「三屋清左衛門残日録」などを手に取っての藤沢ブームだった。

 あれから10年。今年は没後20年記念と銘打った作品のドラマ化が話題だが、藤沢ファンにとってうれしい本もある。とりわけ藤沢氏の長女、遠藤展子さんが書き下ろして先月出版された「藤沢周平 遺(のこ)された手帳」は、作家生活に踏み出すまでの苦闘の日々を記す父の手帳4冊をもとに「藤沢周平」となるまでを読み解いた一冊で、実に興味深い。

 展子さん誕生の8カ月後に先妻、悦子さんががんで病没。享年28。藤沢氏は35歳だった。

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