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新時代の中国

第2部 再見北京/中 習体制「内部の安全」重視 対策費10年で3倍、1兆元超

立ち退きの執行によって、窓ガラスやドアが破壊された家屋。壊された2日後、住民たちは長屋に戻り、家財道具を運び出していた=北京市の張儀村で2017年11月27日、河津啓介撮影

 冬の北京は、朝晩の外気が0度を大きく下回る。11月25日夜、北京市西部の張儀村にある長屋造りの集合住宅でガラスが砕かれる甲高い音が続いた。「立ち退き期限だ。荷物を外に出せ」。数人の男が長さ1メートルほどの鉄棒を手に窓ガラスやドアを破壊し、住民を屋外に追い立てた。

 住民らによると、強制執行の24時間前に「違法建築」を理由に立ち退きの最終通告があったが、転居先が見つからなかったり、事情を知らない家族を待ったりする世帯が少なくなかった。男たちは制服姿で、民間の警備員のほか、当局の治安要員もいたという。

 中国南部から出稼ぎに来た若い夫婦は10歳の子どもと3人暮らし。住み慣れた部屋が破壊されるのを見つめ…

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