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ガダルカナル戦

惨状、短歌に詠む 報告書は情勢冷静に

 第二次世界大戦で日米両軍が激突、日本軍が敗北に向かう転換点となったガダルカナル島の戦いに派遣された工兵部隊の馬場喜八大佐は、短歌で兵士たちの心情や悲惨な状況を訴えていた。一方、公文書である報告書では、冷静に現地の情勢を報告している。

 馬場大佐は、現地で兵士を通す道を熱帯雨林に切り開くなどの任務についていた。西原八三郎少将と馬場大佐が所属していた第4工兵隊は1942年3月の司令部編成以来、旧満州(現中国東北部)やラバウル(現パプアニューギニア)を転戦。その間に2人は親交を深め、信頼の厚い馬場大佐が「一騎当千」の先発員に選ばれたものとみられる。

 馬場大佐は43年1月5日付の報告書を「十二月十三日現地到着以来一同志気旺盛」と起筆したものの、道路…

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