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くらしとつなぐ

希望の最期 家族と共有=国立がん研究センター東病院 がん相談統括専門職 坂本はと恵

 「父と別々に暮らすようになって20年近くたっていて、自宅で最期をと言われてもすぐには賛成できずにいます」「私たち自身、家族としてのショックも大きくて、本人と向き合って話すこともつらくて」

 4年前に出会った佐々木さん(80代・男性)の娘さんたちの言葉です。その日は、主治医から膵臓(すいぞう)がんの診断を受けると同時に緩和ケアの選択を勧められた直後でした。ご本人は数年前に奥様を自宅でみとった経験から、「家だと家内も見守ってくれているはずだし、自分も自宅で最期を迎えたい」とすでに気持ちを固めていました。一方で、ご家族はそれを受け入れるだけの気持ちの準備が十分にできておらず、まさに困惑と混乱の中にありました。

 ご家族は、がんと診断を受けた本人と同じか、それ以上に精神的負担のかかる「第二の患者」とも言われ、が…

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