鬼怒川氾濫

国提訴を準備 常総で住民説明会

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 2015年9月10日の関東・東北豪雨による鬼怒川の氾濫について、国の責任を問う訴訟を起こすための住民説明会が17日、茨城県常総市内2カ所で開かれた。主催した弁護士によると、堤防の役割をしていた砂丘の管理を国が怠ったことが大規模な越水を招いたなどと主張して国に賠償を求める国賠訴訟を起こす方向で進んでいる。【宮田哲】

 豪雨の際、鬼怒川は同市若宮戸で大規模に越水したほか、同市三坂町では堤防が決壊し、市域の3分の1に当たる約40平方キロが浸水。市内の住宅被害は全壊53軒、大規模半壊と半壊は計約5000軒に上った。

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