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日本原燃

再処理工場とMOX工場の完成を3年間延期

 日本原燃は22日、青森県六ケ所村で建設中の使用済み核燃料再処理工場とウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料加工工場について、ともに完成時期を3年間延期すると発表した。再処理工場の延期は24回目で2018年度上期を21年度上期に、加工工場は6回目で19年度上期から22年度上期にそれぞれ変更する。相次ぐ延期に国の核燃料サイクル事業は一層不透明となっている。

     再処理工場をめぐっては、建屋の雨水流入に関する点検日誌の虚偽記載などで原子力規制委員会が新規制基準の適合審査を中断しており、延期は「審査合格」の見通しが立たないためとみられる。また、これまでの工期延長で建設費が当初の7600億円から4倍の約2兆9500億円に膨らんでおり、今回の延期でさらに建設費が膨らむ恐れがある。

     一方、原燃の工藤健二社長はこの日の記者会見で、工期延長について「追加工事の工程上の判断」と強調。追加工事費についても「従来予定の安全対策工事のコストダウン分でまかなえる可能性がある」との見方を示した。【佐藤裕太】

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