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100年カンパニーの知恵

国稀酒造(北海道)/下 まず「増毛を売る」こと

「北海鬼ころし」などの飲み比べができる試飲コーナー=北海道増毛町の国稀酒造で

 <since 1882>

時とともに地域とともにいつもの酒

 1980年代半ばの地酒ブームにも乗り、売れ出した国稀。しかし、小さな、しかも北海道北部の酒蔵は、卸業者からはなかなか相手にされなかった。従業員がトラックに酒瓶を積み、片道2時間以上かかる札幌市内の飲食店を一軒一軒回り、酒を置いてもらった。

 少しずつ反応が出始めた。飲食店の客から「これどこのお酒? どこで買えるの」。生産量が少なかったこともあり、札幌の酒店では扱っていなかった。それがかえって希少価値を高めることになる。いつしか「幻の酒」と呼ばれるようになり、休日には、増毛の酒蔵は札幌から酒を買い求める人たちでにぎわい、業績は右肩上がりに…

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