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ポルトガル

温暖化 南欧で災害 「パリ」離脱に厳しい目

10月の山火事で焼き尽くされた国立森林公園。土壌は今も灰がつもる=ポルトガル中部レイリアで2017年11月、八田浩輔撮影

 今年、山火事が相次いだ南欧ポルトガル。6月には中部レイリア県で60人以上が犠牲になった。「記憶にない大災害」を受けコスタ首相が非常事態宣言を出したほどだ。「惨事の背景には地球温暖化がある」と考える被災地住民らはいま、温室効果ガスの削減強化を複数の欧州主要国に求める初の訴訟を準備している。

 「温暖化に影響されるのは私たちの世代。自分の未来のため行動すべきだ」。そう語るのは首都リスボンに住むソフィアさん(12)。原告団に参加を検討する10人以上の子どもらの一人だ。国際NPO(非営利組織)「GLAN」(本部・英国)の支援を受け、欧州人権裁判所(仏ストラスブール)に提訴する。

 地球温暖化防止の新たな国際枠組み「パリ協定」は昨年11月に発効した。だが先進国最大の温室効果ガス排…

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