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高田守先生の生き物語り

(番外編)「恒温動物と変温動物」のウソ

特定の外気温の範囲で体温が保たれるオカメインコ=高田守さん提供

 冬の初めは、まだ体が寒さに慣れていないため、実際の気温以上に寒く感じることがある。あまりの寒さに身震いし、ガタガタと歯の根が合わなくなったことはないだろうか。これはシバリングと言って、筋肉を動かすことで体温の低下を防ごうとする体の反応だ。ここで、学校の理科で習った恒温動物と変温動物の話を思い出す人がいるかもしれない。哺乳類や鳥類には体温を調節する能力があり、体温が一定に保たれているため恒温動物と呼ばれ、それ以外の生物は、外気温に体温が左右されるので、変温動物と呼ばれるという話である。しかし、このようにいくつかの分類群の生物をひとくくりにした定義付けは、実は科学的には間違っており、近年は科学者の間でほとんど使われない。

 確かに、我々人間はかなり厳密に体温を保っているが、服を身につけない状態で体温を保ち続けられるのは、…

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