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7年目の被災地

鵜住神社が本格復興 一番鳥居再建、氏子ら祝う 釜石 /岩手

震災の津波で大きな被害を受けた鵜住居地区のランドマークとなる一番鳥居(右奥の鳥居)の再建を祝ってもちまきを楽しむ住民ら=釜石市鵜住居町で

 東日本大震災で損壊した釜石市鵜住居(うのすまい)町の鵜住(うのすみ)神社の一番鳥居が再建され24日、鵜住居虎舞や氏子総代のメンバーによる手踊りやもちまきで完成を祝った。震災7年を前に、神社はすべての建造物が本格復興を遂げたことになる。

     市内の死者・行方不明者の半数以上にあたる586人が犠牲になった鵜住居地区。神社は、津波でみこし3基とその保管庫や一番から三番までの鳥居が破損・流失したが、直後から避難所となり、秋の例大祭などで古里を離れた人たちのよりどころとなってきた。

     石製だった一番鳥居は、腐食しにくい、大槌町と遠野市にまたがる和山高原産のクリの木を使って建て替えられた。氏子や地域住民らの寄付で、笠木が9メートル、高さ6メートル、2本の柱の幅が4・5メートルと、震災前とほぼ同規模。国道45号を挟んで移設された市立釜石東中、鵜住居小や災害公営住宅(復興住宅)などと並んで、ランドマークのようにそびえ立つ。

     花輪宗嗣宮司(34)は「仮設住宅などに避難する人たちを含めて神社は鵜住居地区の象徴。江戸時代中期から続く神社の歴史や震災の経験を子や孫の代まで伝えていくことが私たちの務め」。氏子総代長の二本松富太郎さん(81)は「みこしを寄せてくださるなど全国からの支援のおかげで本格復興を遂げられた。これからも地域のみんなが集うふるさとのような存在でありたい」と願った。【中尾卓英】

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