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エジプト

治安悪化が続くシナイ半島

展開するエジプト軍部隊=シナイ半島北部で2017年12月1日、ロイター

 【カイロ篠田航一】2017年11月に300人超が死亡する大規模テロが起きたエジプト東部シナイ半島で、治安悪化が続いている。12月19日には北部アリーシュ近郊の軍用空港がミサイル攻撃を受け、兵士1人が死亡。周辺を視察していたソブヒ国防相とアブデルガファル内相にけがはなかったが、過激派組織「イスラム国」(IS)が「閣僚を狙った」と犯行声明を出した。

     地元メディアなどによると、ISは空港攻撃の翌20日に系列ニュースサイト「アーマク通信」を通じ犯行を主張したが、攻撃当時、両閣僚が視察していた詳細な場所は不明だ。

     同28日にはアリーシュの銀行を武装勢力が襲撃し警官ら2人が死亡。別の場所では路上の仕掛け爆弾が爆発し、軍兵士ら6人が死亡したとも伝えられた。

     シナイ半島ではISの分派組織「ISシナイ州」が軍や警察、コプト教(キリスト教の一派)信徒らを狙ったテロを繰り返している。17年11月24日には武装集団によるモスク(イスラム教礼拝所)襲撃で300人以上が死亡する国内史上最悪のテロが発生。この事件の犯行声明は出ていないが、ISによる襲撃との見方が出ている。

     ISは17年、本拠地のシリアやイラクで壊滅状態となったが、シナイ半島やリビアなどで新たな拠点作りを画策しているとの指摘もあり、「拡散」が懸念されている。

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