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サッカー

セ大阪2冠 水沼、延長V弾で父子制覇 J発足以降初の快挙 天皇杯(スポニチ)

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝 C大阪2-1横浜(2018年1月1日 埼玉スタジアム)

 セ大阪が延長戦の末に2-1で横浜を下し、初優勝を果たした。延長前半5分にMF水沼宏太(27)が決勝点。準決勝神戸戦に続く2戦連続得点で、ルヴァン杯との2冠に大きく貢献した。前身のヤンマー時代には3度の優勝を誇りながら、セ大阪としては93年のクラブ発足後で初めての頂点。優勝賞金1億5000万円を獲得した。

     信じて走り込んでいた。延長前半5分。左サイドの山村から送られたライナー性のクロスに対して相手GKが目測を誤ると、ファーサイドで反応したのが水沼だ。DFに競り勝ち、頭で合わせると、ボールは無人のゴールに吸い込まれた。

     「前の選手がどうなっていたか覚えていないけど、来るかなと思って走っていた。自分は走るだけだった」

     準決勝神戸戦では後半ロスタイムに起死回生の同点弾。この日の先制点も水沼のミドルシュートが起点となった。今季、FC東京から期限付き移籍で加わった背番号16が再びチームを救い、死闘に決着をつけた。

     今季から指揮を執る尹晶煥監督とは鳥栖時代(12~14年途中)にも師弟関係を築いた。過去にない厳しさと勝利へのこだわりを見せる指揮官。そのスタイルをすぐに受け入れられない選手もいる中、その間に入ったのが水沼だった。「監督と選手に溝ができたら強くならない。お互いの特長を出せるようにやるのが一番なんで」。指揮官も「一年間、順調にいったのは水沼がいたからと言っても過言ではない。いろんな面で、自分ができない仕事を陰でやってくれた」と称賛した。

     父は元日本代表で日産自動車-横浜で活躍した貴史氏。貴史氏は93年1月の優勝した天皇杯でゴールしており、91年のJリーグ設立以降、親子2代での天皇杯制覇は史上初となった。「(父親と)初めて一緒のタイトルを取れた」と笑いながらも、視線はその先を向いている。「(今季は)うまくいきすぎたのかなと思うし、来季以降がセレッソの課題」。セ大阪への完全移籍での加入も発表間近。最高のスタートを切った一年を、再び全力で駆け抜ける。

     ▽セレッソ大阪 前身は1957年創部のヤンマー。93年に現チーム名に改称し、95年Jリーグ加盟。「セレッソ(Cerezo)」はスペイン語で「桜」という意味で、大阪の市花。ヤンマー時代は日本リーグ制覇4度(71、74、75、80年)、天皇杯制覇3度(68、70、74年度)。J1では10年と17年の3位が最高成績。(スポニチ)

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