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相撲協会

貴乃花親方の理事解任、初の決定 臨時評議員会

日本相撲協会の臨時評議員会を終え、記者会見で貴乃花親方の解任決定について話す池坊保子議長=東京・両国国技館で2018年1月4日午後0時36分、竹内紀臣撮影

 大相撲の元横綱・日馬富士(33)による傷害事件で、日本相撲協会は4日、東京・両国国技館で臨時評議員会を開き、昨秋の巡業中に起きた事件の報告を巡業部長でありながら怠るなどした貴乃花親方(元横綱)の理事解任を全会一致で決めた。池坊保子議長(元副文部科学相)が同日午後、記者会見で発表した。理事の解任は初めて。

 貴乃花親方は役員待遇委員へ2階級降格になる。ただし、今月の初場所(14日初日、両国国技館)後に予定されている理事候補選挙には立候補できる。

 評議員会は理事の選任や解任などの権限を持つ最高議決機関。現在、外部有識者4人と力士出身者3人の計7人で構成される。4人以上の出席で成立し、その過半数の賛成で解任を決議できる。この日は5人が出席し、海老沢勝二氏(元NHK会長)、千家尊祐氏(出雲大社宮司)の2人は欠席した。

 協会は昨年12月28日の臨時理事会で、貴乃花親方の理事解任を評議員会に提案することを全会一致で決めた。事件の報告義務を怠った上、全協会員が協力することを理事会で決議したにもかかわらず、被害者で弟子の貴ノ岩関(27)の聴取を拒否し続けた貴乃花親方について「被害者側の立場にあることを勘案してもその責任は重い」とした。

 事件を巡っては、元日馬富士の師匠だった伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が理事を辞任し、役員待遇委員に2階級降格になった。現場の酒席に同席しながら暴力を止められなかった白鵬関(32)、鶴竜関(32)の両横綱は減給処分を受け、八角理事長(元横綱・北勝海)も残る任期3カ月の報酬を全額返上する。【飯山太郎】

日本相撲協会評議員会メンバー

池坊 保子※元副文部科学相

海老沢勝二 元NHK会長

小西 彦衛 公認会計士

佐藤 忠博 大嶽親方(元十両・大竜)

千家 尊祐 出雲大社宮司

竹内 雅人 二子山親方(元大関・雅山)

南  忠晃 湊川親方(元小結・大徹)

※は議長

 【ことば】日本相撲協会評議員会

 最高議決機関で、理事の選任・解任や報酬額のほか、定款の変更など--を決議する。定款で評議員は5人以上7人以内で、総数の過半数を外部有識者とすることが定められている。現在の評議員は外部有識者4人と、二子山親方(元大関・雅山)ら力士出身者3人の計7人。元副文部科学相の池坊保子氏が議長を務める。理事解任の決議は、特別な利害関係を有する評議員を除く過半数が出席し、その過半数の賛成をもって行う。事業年度終了後に定時評議員会を開くほか、理事会の決議に基づき理事長が評議員会を招集する。

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