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高校サッカー

長崎総合勝因は強さ、激しさ 青森山田破る

 ○長崎総合科学大付1-0青森山田●(3日・全国高校選手権3回戦)

     前半25分、長崎総合科学大付の先制点は、エース安藤の力強いプレーから生まれた。

     中盤やや左でボールを受けると、青森山田ゴールへドリブルを開始。鋭い切り返しで2人をかわすと「ゴールが見えたら打つと決めていた」と、右足からのシュートが決まった。これで今大会3試合連続の3点目。

     身長171センチだが、がっしりとした体格。体の強さは入学したときからだと小嶺監督は言う。馬力を生かして前へ進むプレーについて「ファウルになることも多いので無理するなというコーチもいるが、彼の取りえはシュート。無理してもいい。(相手からの)プレッシャーを抜けられれば一流になれる」と小嶺監督。安藤の良さを消さないように自由にプレーさせている。

     安藤に象徴される強さ、激しさが長崎総合科学大付の勝因。正確なボールコントロールから攻撃を組み立てる青森山田のリズムを、前半から狂わせた。後半、何度となくあったピンチも一瞬、相手より早くボールに足を出す集中力と、青森山田のシュートミスもあって耐えきった。

     次は流通経大柏が相手。安藤は警告累積で出場できない。対策を聞かれて小嶺監督は「今晩は寝られません」。流通経大柏の本田監督の70歳に対し、大会6度の優勝を誇る小嶺監督は72歳。「老人会」と小嶺監督は冗談を飛ばしたが、勝負師の頭の中はフル回転しているはずだ。【斉藤雅春】

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