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交通事故

愛知県の死者200人 ワースト脱却できず

愛知県の交通事故死者数の推移

 愛知県の昨年1年間の交通事故死者数は200人で、15年連続全国最多となった。前年から12人減り、過去最少だった1950年の169人に次ぐ少なさだったものの、全国ワーストは脱却できなかった。全国では昨年の死者が戦後最少となっており、県警は「引き続き、死亡事故を一件でも減らせるように取り組む」としている。

 県警によると、昨年の死亡事故は前年比11件減の196件。事故死者200人のうち、65歳以上の高齢者が110人(前年比7人減)と55%を占めた。24歳までの死者は計16人で前年同数だった。

 死者の状況別では、歩行中が最も多く83人(同1人増)。自動車乗用中は47人(同9人減)で、シートベルト未着用19人のうち9人は車外に放り出されるなどしており着けていれば助かった可能性が高い。自転車乗用中は35人(同6人増)で全員がヘルメットを着用しておらず、27人は頭の負傷が死につながった。バイク乗用中死者は30人(同13人減)。

 死亡事故の発生場所は交差点やその付近が過半数。歩行者がいるのに自動車が一時停止せず横断歩道に進入する歩行者妨害や、歩行者、自転車、自動車それぞれによる信号無視が増加していた。

 全国的に事故死者が減る中、ここ数年の愛知県は横ばいだった。愛知県は自動車保有台数が昨年9月末時点で約525万台と全国1位。道路面積も北海道に次いで広く、車線が多いうえ、交差点や横断歩道の長さなどから事故が多発しやすいとの指摘がある。

 愛知県警は昨年4月、全国ワースト脱却に向けて「交通死亡事故抑止総合戦略室」を設け、事故原因の分析や抑止対策に力を入れてきた。反射材配布や警察官が交差点に立って監視を続けたことなどで、前年より死者は減った。県警幹部は「さらなる対策や注意喚起に力を入れ、死亡事故を撲滅したい」と話した。【斎川瞳】

交通事故死者数の多かった都道府県

(1)愛知県200人(▼12)

(2)埼玉県177人( 26)

(3)東京都164人(  5)

(4)兵庫県161人(  9)

(5)千葉県154人(▼31)

※かっこ内は前年比増減、▼はマイナス

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