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特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)の2016年2~5月の運営費の収支が毎日新聞が入手した工藤会の内部資料で明らかになった。福岡県警が14年9月に工藤会トップの野村悟被告(71)らを一斉逮捕した「頂上作戦」以降の収支の詳細が判明するのは初めてで、作戦以前の水準から激減しているとみられる。県警による取り締まり強化で資金獲得活動が困難になっており、経費削減を進めて組織の存続を図っている実態が鮮明になった。
内部資料は、工藤会事務局が作成したとみられる収支報告書や上納金滞納者リスト、親交者への中元発送予定者一覧など計78点。毎月9日に工藤会幹部が集まる「事務局会」で配布されたとみられる。毎日新聞が関係者を通じて入手した。
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