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落語食堂

その67 鴻池の犬 幕開け祝す手間キラリ

きょうの噺「鴻池の犬」をお題にした料理。(右から時計回りに)豚肉料理三種(豚しゃぶ、みそ漬け焼き、マーマーレード煮)、ごま豆腐三種、鯛赤飯=菅知美撮影

 船場の商家の前に捨てられていた子犬の三兄弟。店の者に可愛がられていたが、一番上の黒が豪商・鴻池善右衛門のところにもらわれていく。黒はすくすくと大きくなり、大坂の犬の大将に。ある時、鴻池家の前をやせた病気の犬が通りかかる。ほかの犬が脅しにかかるのを止めた黒、話を聞くと生き別れた弟とわかる。「コイコイコイッ」と旦那さんに呼ばれ、その度に黒は鯛の浜焼きやう巻きをもらってきて、弟に食べさせてやる。

 戌(いぬ)年の幕開けは、日本一の金満家を舞台にした「鴻池(こうのいけ)の犬」でまいりましょう。

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