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エチオピア

国際養子縁組禁止の法律可決 虐待などの懸念

 【ヨハネスブルク小泉大士】東アフリカのエチオピア議会は10日、自国の子供が外国人の養子となることを禁じる法律を可決した。虐待などを受ける懸念から国際養子縁組を規制すべきだとの議論が高まっていた。

     英BBC放送によると、1999年以降エチオピアから1万5000人以上の子供が米国人家庭に引き取られ、米国における国際養子の約2割を占める。人気俳優のブラッド・ピットさんとアンジェリーナ・ジョリーさんもエチオピアで生まれた娘を養子に迎えた。

     だが、2011年に米国でエチオピア出身の少女が養親から虐待を受けて死亡する事件が発生。営利目的のあっせんなども懸念され、デンマーク政府は16年にエチオピアからの養子受け入れを認めないことを決めた。

     今回の法律は孤児や親が育てられない子供はエチオピア国内で保護すべきだなどと定めているが、同国にはこうした子らを受け入れる施設や制度が不十分との懸念も出ている。

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